第28回電顕サマースクール2017の開催について
主催 | 公益社団法人 日本顕微鏡学会 |
後援 | 東京慈恵会医科大学 |
実行委員長 | 勝又 修(北里大学医学部形態系細胞生物) |
副実行委員長 | 秋元 義弘(杏林大学医学部解剖学教室顕微解剖学) 立花 利公(東京慈恵会医科大学基盤研究施設分子細胞生物学) |
実行委員 |
大野 伸一 (山梨大学名誉教授) 多持 隆一郎 (日立ハイテクノロジーズ) 諸根 信弘 (MRC) 山下 修二 (慶應大学医学部) 山田 博之 (結核予防会結核研究所) |
協力 | 公益社団法人 日本顕微鏡学会 技術認定試験委員会 |
今年度のサマースクールは終了致しました
ご協力頂きました企業・団体様には、感謝申し上げます。
ぜひ次回のご参加もお待ちしております。
今回のテキストを3,000円(税込)にて販売いたします。
ご希望の方は、事務局までお問合せ下さい。
ご挨拶
近年、特に医学生物学分野の形態解析は、共焦点レーザー顕微鏡などの解像度向上と、感度の良い蛍光色素を用いた各種タンパク分子の局在解析及びin-vivo解析の技術の解像度も高まり、組織・細胞内の局所分解能も上がってきましたが、細胞レベルでの構造解析になると、やはり電子顕微鏡による観察が不可欠となります。
近年、電子顕微鏡像の発達は、解像度の向上も含め、特に像記録法がデジタル化されるようになってからは、種々の鏡体制御や撮影方法もプログラム化されて初級者でも比較的撮影し易くなってきました。
一方、生物試料の作製法については、実は1960年代から固定・包埋・薄切か導電処理して観察するといった基本操作については、大幅な発達はしていません。それゆえ、標本作製方法は、種々の施設や研究者らによって、曰く言い難し技術も含めてそれぞれの分野で発展・熟成されてきたと言えます。
それゆえ、ハード面の発達で簡便に電顕写真が撮影できる状況になった半面、もう少しレベルアップした説得力のある良い(美しい)電顕写真を得るにはどうしたら良いか?については、やはり経験によるノウハウがポイントになります。
これらに答えるべく、今回のサマースクールは、電顕初級者から、さらにステップアップしたい方々を対象に、「基礎を再認識してステップアップを目指す」をテーマとして開催します。今回のスクールも、大好評を得た2015年の東京開催、2016年の関西での開催に続き日本顕微鏡学会の技術認定委員の先生方を中心に、入門講座として物理的基礎から撮影までの基礎と応用や先端技術も含めて解りやすく講義していただきます。
様々な大学・研究機関・企業の皆様からのご参加を心よりお待ちしています。このスクールを通じて、一人でも多くの電顕ファンやマニアが増えていただければ深甚です。
実行委員長 勝又 修(北里大学医学部形態系細胞生物)
参加費
参加費は以下のようになっています。下記銀行口座にお振込みください。
振込手数料は参加者のご負担でお願いいたします。
また振り込まれた参加費はご返却できませんのでご注意ください。