電子線トモグラフィー法その2:課題と応用例
a九州大学大学院工学研究院材料工学部門
b工学院大学情報学部コンピュータ科学科
c京都工芸繊維大学工芸科学研究科生命物質科学域高分子機能工学部門
d東北大学原子分子材料学高等研究機構(WPI-AIMR)
要旨:本稿では電子線トモグラフィー法の課題について概説し,応用例として,多種多様の材料の中から分散強化合金を例に取り,電子線トモグラフィー法の材料科学における有用性を示します.
キーワード:透過型電子顕微鏡,電子線トモグラフィ,計算機断層撮影法(CT法),伸び因子,分散強化合金