顕微鏡 第43巻▶第3号 2008
■講座

生命科学・医学応用のための極微弱発光・蛍光イメージング技術

小林正樹

a東北工業大学工学部知能エレクトロニクス学科

要旨:発光・蛍光レポーター遺伝子を利用した遺伝子発現の計測に代表されるように,生命科学における研究ツールとしての光計測・イメージング技術は近年ますますその重要性を増している.
本文では,生体計測のための光イメージング技術として,発光レポーターを用いた遺伝子発現の超高感度リアルタイムイメージング技術と,蛍光ラベルを用いin vivo生体での生体機能計測を行うための,生体深部蛍光イメージング技術について紹介する.

キーワード:イメージング,画像計測,レポーター遺伝子,蛍光ラベル,フォトンイメージング

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