学会活動
公益社団法人日本顕微鏡学会第55回シンポジウム
会期:平成23年9月30(金)〜10月1日(土)
場所:サンポート高松 かがわ国際会議場・展示場
実行委員長:荒木 伸一(香川大学医学部教授)
連絡先:TEL.087-891-2089/FAX.087-891-2092
E-mail:naraki@med.kagawa-u.ac.jp
・シンポジウムホームページ
http://www.kms.ac.jp/~anatomy2/microscopy/microscopytop1.html
- 総合テーマ
- 「顕微鏡学が切り拓く次世代イメージング」
- プログラム
- 1日目 9月30日(金)
A会場 (タワー棟6F かがわ国際会議場)
11:00 - 一般演題ポスター展示 国際会議場ロビー
13:00 - 13:05 開会の挨拶
実行委員長 荒木 伸一(香川大学 医学部)T.特別講演
座長 荒木 伸一(香川大学)13:05 - 13:50 1.STEMによる原子イメージング:トリウム(Z=90)から水素 (Z=1)まで
阿部 英司(東京大学大学院 工学系研究科)13:50 - 14:35
2.電子顕微鏡による脂質超分子構造の解析
藤本 豊士(名古屋大学大学院 医学系研究科)14:35 -15:00 (休憩) U.日本顕微鏡学会賞(瀬藤賞)講演
座長 板東 義雄(物質・材料研究機構)、年森 清隆(千葉大学)15:00 - 15:40 1.顕微法基礎部門 高分解能STEMによる極微小領域定量分析技術の開発
渡辺 万三志(Dept. of Material Science, Lehigh University)15:40 - 16:20 2.応用研究(生物)部門
消化管粘膜吸収上皮細胞における分子吸収機序の電子顕微鏡による超微細形態学的研究
藤田 守(中村学園大学 栄養科学部)16:20 - 17:00 3.応用研究(非生物)部門
セラミック粒界・界面構造設計への透過型電子顕微鏡法への応用
山本 剛久(東京大学大学院 新領域創成科学研究科)17:00 - 17:40 4.応用研究(非生物)部門
超高真空透過型電子顕微鏡を用いたナノ物性計測手法の開発と応用
大島 義文(大阪大学 超高圧電子顕微鏡センター)18:30 - 20:30 懇親会 リーガホテルゼスト高松 - 2日目 10月1日(土)
A会場 (タワー棟6F かがわ国際会議場)
V.電子の位相情報抽出
座長 丹司 敬義 (名古屋大学)9:00 - 11:30 1.光ファイバーアレイ電子検出器による位相計測
児玉 哲司(名城大学 理工学研究科)
2.強度輸送方程式による電子波位相の定量計測
三留 正則(物質・材料研究機構)
3.磁性体における電子線の位相情報
戸川 欣彦(大阪府立大学 ナノ科学材料研究ンター)
4.Zernike位相差電子顕微鏡の原理と生物応用
村田 和義(自然科学研究機構 生理学研究所)
5.3次元干渉強度分布を用いた位相差電子顕微鏡法
川ア 忠寛(名古屋大学 工学研究科)11:30 - 12:30 昼休み休憩 W.最先端電子顕微鏡法の材料・物性物理への応用
企画:分析電子顕微鏡分科会
座長 金子 賢治(九州大学)、幾原 雄一(東京大学)12:30 - 14:30 1.収差補正STEMによる原子直視と材料設計
幾原 雄一(東京大学大学院 工学系研究科)
2.低加速電子顕微鏡による単原子スペクトロスコピー
末永 和知(産業技術総合研究所)
3.電子線トモグラフィによる超伝導特性の解明
金子 賢治(九州大学大学院 工学研究院材料工学部門)
4.電子線ホログラフィーによる電子軌道の観察
進藤 大輔(東北大学 多元物質科学研究所)(休憩15分) X.材料研究における次世代イメージング
座長 田中 康弘(香川大学)14:45 -16:45 1.TEM / EELSの金属材料への適用 −粒界物性解明への試み−
井 誠一郎(物質・材料研究機構)
2.超高圧電子顕微鏡を用いた転位群の三次元構造解析
田中 將己(九州大学 工学研究院)
3.最新SEMイメージングによる鉄鋼材料ナノスケール組織解析
谷山 明(住友金属工業株式会社 総合技術研究所) 4.巨大ひずみ加工により作製されたバルクナノメタルのCBEDによる局所ひずみ解析
上路 林太郎(香川大学 工学部) - 2日目 10月1日(土)
B会場(ホール棟1F 展示場) 生物系セッション
Y.微生物学の現状と展望 (企画:微生物バイオイメージング研究部会)
座長 山田 作夫(川崎医科大学・川崎医療福祉大学)、西山 彌生(帝京大学)9:15 - 11:15 1.電子顕微鏡を用いた抗真菌薬作用メカニズムの解析
西山 彌生(帝京大学 医真菌研究センター)
2.深海微生物の微細形態から進化を考える
山口 正視(千葉大学 真菌医学研究センター)
3.顕微鏡像で可視化される結核菌の素顔
山田 博之(結核予防会結核研究所 抗酸菌レファレンス部)
4.口腔カンジダ症モデルにおける感染初期から回復期までの形態学的検討
久島 達也(帝京平成大学 ヒューマンケア学部)
5.次亜塩素酸ナトリウムおよび二酸化塩素の殺芽胞作用に関する顕微科学的検索
山田 作夫(川崎医科大学・微生物学、川崎医療福祉大学・臨床栄養学科)11:15 - 12:30 昼休み休憩 Z.次世代顕微鏡:新技術とその応用
座長 三宅 克也(香川大学)、瀬藤 光利(浜松医科大学)12:30 - 14:30 1.ラマン散乱顕微鏡:細胞内分子の無標識分子イメージング
藤田 克昌(大阪大学大学院 工学研究科)
2.光学顕微鏡の限界を超えた超解像顕微鏡の技術
及川 義朗(ニコンインステック(株))
3.質量顕微鏡法の開発と応用
瀬藤 光利(浜松医科大学)
4.高感度多光子顕微鏡による細胞膜修復の LIVEイメージング
三宅 克也(香川大学 医学部)(休憩15分) [.発生過程における細胞移動ライブイメージング
座長 樋田 一徳(川崎医科大学)、小曽戸 陽一(川崎医科大学)14:45 - 16:45 1. 神経前駆細胞のエレベーター運動:イメージング・モデリングに基づく組織内細胞挙動の理解
小曽戸 陽一(川崎医科大学 医学部)
2. バイオイメージングと画像情報処理の技術:定量的な解析にむけて
小林 徹也(東京大学 生産技術研究所)
3. トランスジェニックウズラ胚のタイムラプス観察からわかった血管内皮細胞のふるまい
佐藤 有紀(熊本大学大学院 先導機構)
4. 大脳皮質介在ニューロン移動のライブイメージング
村上 富士夫(大阪大学大学院 生命機能研究科) - 一般演題
ポスター展示を、国際会議場ロビーで2日間おこないます。
展示期間
9月30日(金)11:00〜10月1日(土)16:00
討論時間は設けておりませんので、休憩時間等に質疑討論をお願いいたします。
- ◎事前登録・参加費
正会員 6500円(講演要旨集込み) 当日参加も同額 非会員・賛助会員 7500円(講演要旨集代込み) *非会員講演者は無料 学生・大学院生 無料 *学生は非会員も無料(当日受付で学生証を提示) 講演要旨集 追加1冊 2000円(学生 1冊 1000円) 懇親会 6000円(当日 7000円) *非会員講演者は無料 - 登録用紙は第55回シンポジウムのウェッブサイトからダウンロードしてご記入の上、e-mail(anatomy2@med.kagawa-u.ac.jp)またはFax (087-891-2092)で55回シンポジウム実行委員会事務局へ送信してください。
事前登録参加費は、9月16日(金)までに下記の銀行口座にお振込みください。
三菱東京UFJ銀行 高田馬場支店(店番053)
普通預金 口座番号 0144900
口座名義 社団法人 日本顕微鏡学会 シンポジウム