2020年新春電子顕微鏡解析技術フォーラムのお知らせ

日本顕微鏡学会・電子顕微鏡解析技術分科会では、機能性材料や電子デバイスの評価に関する身近な疑問点を
ざっくばらんに話し合う場としてを開催しております。
今回のフォーラムは、テーマ「ここまで出来る電子回折 ~基礎から最新の手法まで~」と題し、電子顕微鏡を
用いた材料解析を行う上での基礎となる電子回折法を取り上げます。
チュートリアルでは、電子回折法の原理と解釈の基礎(結晶学、逆格子、一回散乱理論)から多重散乱理論と
収束電子回折まで、初級者の皆様にも分かり易く解説頂きます。
トピックスでは、電子回折法の応用事例及び最新技術として、アモルファス材料の電子回折図形の解析方法、
4D-STEMによる歪み解析、microEDと固体NMRの複合解析についてのご講演を頂きます。
このフォーラムの特色である“ざっくばらんトーク”では、参加者の皆様が抱えている課題や疑問点を発表して
いただき、今後のご研究に役立つ議論をいたします。
電子顕微鏡に携わる皆様、ふるってご参加ください!

                   記
1.主 催:公益社団法人 日本顕微鏡学会・電子顕微鏡解析技術分科会
2.日 時:2020年1月24日(金)10:30 ~ 17:15, 懇親会 17:30~19:30(予定)
 場 所:新大阪丸ビル別館会議室 大阪市東淀川区東中島1-18-22(新大阪駅東口徒歩5分) 
 参加費:3,000円(日本顕微鏡学会個人会員&法人会員,協賛学会員,学生)*学会会員は不課税です
     5,000円(学会会員外/税込)※昼食は含まれません。
 懇親会費:1,000円
 【協賛学会】医学生物学電子顕微鏡学会、応用物理学会、日本化学会、日本解剖学会、日本金属学会、
       日本植物学会、日本材料科学会、日本生化学会、日本生物物理学会、日本組織細胞化学会、
       日本鉄鋼協会、日本表面真空学会、日本バイオイメージング学会、日本物理学会、日本分析化学会、
       日本臨床分子形態学会、レーザ顕微鏡研究会
3.定 員:55 名
4.申込み期限:2019年11月15日(金)※定員になり次第締め切ります
 申込み方法:お申込書に必要事項を記入し、E-mail、FAX、郵送等で下記までお送り下さい。  
 問い合わせ先および申込み先:
  日鉄テクノロジー(株) 水尾 有里 e-mail: mizuo.yuri.8dg@nstec.nipponsteel.com
  電 話: 0439-80-2866 ファクシミリ:0439-80-2733
  申込書はこちら
  HPはこちら
 費用振込先:三菱UFJ銀行 秋葉原支店 普通口座 番号:1095060
 振込先名義:公益社団法人 日本顕微鏡学会 電子顕微鏡解析技術分科会
5. 主な内容:講演のアブストラクトを当フォーラムのHP(上記)で公開しています。
『チュートリアル』
 電子回折法の基礎から収束電子回折まで  津田 健治(東北大学)
『トピックス』
 電子回折によるアモルファス合金の局所構造解析  大久保 忠勝(NIMS)
 4D-STEMによる歪み解析技術  中西 伸登(サーモフィッシャーサイエンティフィック)
 microED: 電子回折による微結晶構造解析  西山 裕介(JEOL RESONANCE)
『ざっくばらんトーク』
「電子回折法」にテーマを絞って、皆様からの疑問や質問を募集し、基本原理や実際の像取得、解釈・解析の
疑問点から最新技術の可能性までとことん議論します。

フライヤーダウンロード

丸山 秀夫(カネカテクノリサーチ)、石丸 雅大(サーモフィッシャーサイエンティフィック)、石本 竜二(トクヤマ)、
乾 光隆(セイコーエプソン)、遠藤 徳明(日本電子)、木村 耕輔(東レリサーチセンター)、工藤 修一(キオクシア)、
志摩 会実佳(東芝ナノアナリシス)、白井 学(日立ハイテクノロジーズ)、高橋 知里(産総研)、
長澤 忠広(ライカマイクロシステムズ)、水尾 有里(日鉄テクノロジー)、宮澤 知孝(東京工業大学)、
武藤 俊介(名古屋大学)、村上 和歌子(リコー)、吉田 誠(旭化成)、和田 充弘(三井金属)