終了いたしました。
シンポジウムテーマ:顕微鏡で開くナノ材料・バイオ科学技術
会期:平成22年11月11日(木)~13日(土)
会場:石川県金沢市 金沢市文化ホール
10月末までの銀行振込による事前登録制(割引き)。
当日登録可(但し、料金が上がります)。
金沢市文化ホール
http://www.bunka-h.gr.jp/
金沢市観光協会公式サイト (宿泊情報など)
http://www.kanazawa-kankoukyoukai.gr.jp/
(財)金沢コンベンションビューロー
http://www.kanazawa-cb.com/
第54回シンポジウムの趣旨
日本顕微鏡学会は、洗練された“顕微鏡”を使って物質を細かく見る・分析する研究者・技術者たちを構成員としています。学会員は日々の活動を通して、自然を理解し、顕微鏡や物質を様々な分野へ応用しようと奮闘しています。対象となる物質は、金属、半導体、セラミクス、高分子をはじめ、生体組織もあれば、細菌やウイルス、タンパク質やDNAにまで及びます。多種多様な物質を、原子・分子の視点から“見る”のがこの学会の特徴の一つといえるでしょう。今年で第54回を迎える日本顕微鏡学会のシンポジウムでは、そのテーマを「顕微鏡で開くナノ材料・バイオ科学技術」としました。対象分野にこだわることなく、幾多の困難の壁を破って、人類に貢献できる新しい科学技術を探索・推進しようという意気込みです。
1日目は基調講演と日本顕微鏡学会賞(瀬藤賞)受賞講演です。学会を代表する先生方にお話し頂きます。とくに若い大学院生、学生の皆さんに聞いて頂きたいと思います。この日、学生の聴講は無料ですので、是非ご参加ください。
2日目は、最新の高分解能・分析顕微鏡による細胞の発生・分化・再生の形態観察、今注目を集めているエネルギー・環境材料の電子顕微鏡による観察・分析、超高分解能電子顕微鏡の最新動向、それらを推進する試料作りにも貢献する走査型電子顕微鏡-収束イオンビーム技術、真空のみならず大気や液中でも稼働する走査型プローブ顕微鏡のトピックスなど、無機・生物系を問わず、新しい試み・観察方法に挑戦されている方々から講演を頂きます。
3日目は、電子顕微鏡でナノ材料を如何に解析しその機能を発現させるかの研究、さらには野心的な顕微鏡法開発まで、まさしく未来を切り拓く材料、顕微鏡技術の萌芽を、第一線の研究者の方々から講演して頂きます。
以上のように、本シンポジウムは、無機・有機・バイオ、それらが融合した材料を含め、その理解と応用をめざした研究から顕微鏡の開発研究まで多岐に渡っています。我々人類が手にした顕微鏡という宝の道具を活用し、切り開いていく研究開発活動の成果として、「ナノ材料・バイオ科学技術」の最前線が本シンポジウムで提示されてくるはずです。参加者が金沢文化も満喫しながら、本シンポジウムで繰り広げられる活発な議論を通して、お互いに刺激しあえることを期待しています。その結果として、必ずや新しい科学技術の息吹が芽生えてくるでしょう。
実行委員長 富取 正彦
タイムテーブル
11月11日(木) | ||||||||||||||||||||||||||||||
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11月12日(金) | ||||||||||||||||||||||||||||||
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11月13日(土) | ||||||||||||||||||||||||||||||
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