第14回真空電子源国際会議
The 14th. International Vacuum Electron Sources Conference (IVESC 2023)
会期:2023年9月25日〜28日(未確定)
会場:筑波大学 筑波キャンパス(茨城県つくば市)
主催:次世代真空エレクトロニクス研究会、
筑波大学 イノベイティブ計測技術開発研究センター
主題分野:真空電子源の原理(理論、実験)、技術(動作機構、材料科学、製造方法、
特性、評価法、不良解析)、応用(電子管、ディスプレイ、真空エレクトロ
ニクス、加速器、X線源、電子顕微鏡 等)
参加予定者:100名
参加予定国:日本、韓国、中国、米国、カナダ、ドイツ、フランス、英国、オランダ等
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真空電子源の基本原理、技術、応用にかかわる研究成果の発表および討論を目的として第14回真空電子源国際会議を開催します。
真空電子源にかかわる当会議は、1978年から隔年で、米国政府機関の後援のもと米国で開催されてきたTri-service/NASA Cathode Workshopを起源とする。より高い成果を上げるため、関連分野で世界的に活躍している著名な専門家を含めた国際的な議論の場が求められるようになり、政府機関に頼らず、幅広い後援賛助の下に継続的に開催する目的で国際組織委員会が構成され、欧州、極東、米国の地域で均等に責任を持つことになった。1996年に第1回会議が欧州(オランダ:アイントホーヘン)で、1998年に第2回会議が極東(日本:つくば)で開催され、以降、米国、欧州、極東を巡り隔年で開催されている。第14回会議を2022年に開催する予定であったが、コロナ禍により1年延期し、2023年につくば市で開催すべく準備を進めている。
当初は、熱電子源が中心テーマであったが、国際会議化の時点で、過半数が電界電子放出等、熱電子源以外の電子源を対象としており、現在では、電子源の多様化が更に進んでいる。また、今回、日本で開催されることで、これを契機として、我が国が強い競争力を有する電子顕微鏡への応用を特に意識した研究が活性化することが予想される。