顕微鏡遺産制度について

 公益社団法人日本顕微鏡学会は、1949(昭和24)年の創設以来、数々の研究成果の発表を通して、学際領域の発展はもとより、関連業界や産業分野におけるトップレベルの製品や技術の開発に貢献してまいりました。2024年(令和6年)に創立75周年を迎えるにあたり、これを記念して、顕微鏡学の発展に大きく貢献したエポックメーキングな技術や製品を文化遺産として後世に伝えることを目的として、内閣府の認定を経て「顕微鏡遺産」の認定制度を創設することになり、2023年10月から第1回の公募を開始しました。

【公募対象】
下記に該当するものを推薦対象として公募します。
①現存し、使用後も保存されている装置や製品
②認定基準を満たす技術、それを収めた文書など
③他機関の認定した遺産も対象とする

【応募資格】
 本学会会員および賛助会員、本学会関連団体からの推薦を推奨します。法人、個人、特に制限はありません。

【認定基準】
①顕微鏡学の発展史上重要で、次世代に継承すべきもの(独創性、新規性)
②社会生活や産業などの革新的発展に寄与したもの(応用性、波及性)
③教育や文化など人類の幸福に貢献したもの(拡張性)
④顕微鏡学の学術的、技術的発展に寄与したもの(実用性)

【選考と選考結果の通知】
・認定委員会にて書類審査の上、候補者を選考しその結果を理事会に諮り、最終決定します。
・認定遺産は次年度定時総会で認定証書および認定の盾が授与され、学会HPで公開します。

【問い合わせ】
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 1-21-13 廣池ビルディング4階2号室
公益社団法人日本顕微鏡学会 事務局
TEL:03-6457-5156 E-mail: jsm-post@microscopy.or.jp