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APNFO13 開催のご案内

The 13th Asia-Pacific Conference on Near-Field Optics (APNFO13)
(第13 回近接場光学に関するアジア太平洋会議)

 ナノサイエンスやナノテクノロジーの急速な進展とともに,ナノメートルスケールの光学分野(近接 場光学)が
注目を集めており,ナノメートルスケールの光学問題の全般を対象とする基礎および応 用の学問分野となっています.
ナノスケールの光と物質の局所的な相互作用は,物質の光学特性, 構造,そして動的な研究を可能とする新しい
方法論であり,固体物理学や化学,さらには生物学におけるナノ構造の研究において,その重要性を発揮しています.
また,非線形現象,量子力学,表 面プラズモンなど,近接場光と関係する新機能と新現象を利用する基礎から応用に
わたる広範かつ先駆的な研究分野となっています.
当該分野での最も先進的な応用として,次世代通信における演算素子の小型化や省電力化,超高速動作や超高密度
データ集積を実現するナノフォトニクスやナノ光学デバイスなどがあげられます.
近接場光学が関わる現象やその技術は,これらの分野において,今後ますますその重要性を増すと期待されます.
本会議は,近接場光学に関する最新の成果を発表討論し,今後の研究の方向性を探ることを趣旨としています.
当該分野をリードする研究者が一堂に会する貴重な機会となっており,200 人前後 の参加者を適切な規模と想定し,
若手研究者の積極的な参加を奨励しています.
会議は隔年で開 催され,これまでにソウル,北京,メルボルン,タロコ,新潟,イエローマウンテン,チェジュ,
アデレ ード,シンガポール,函館,台南,前回はアモイで開催されてきました.
今回で第13 回目,日本で は新潟,函館に続く3 回目の開催となり,アジア太平洋地域での近接場光学の広がりと発展,
また レベルの向上を目指しています.

開催期間: 2021 年7 月4 日(日曜日) ~ 7 月7 日(水曜日)
開催場所: 北海道大学工学部フロンティア応用科学研究棟鈴木記念ホール(北海道札幌市)
主要トピックス:
 近接場光学に関連する新概念・理論とモデリング,近接場増強現象,
  近接場領域の非線形現象と量子光学,プラズモニクス,ファノ共鳴,
 メタマテリアル, 赤外とテラヘルツ技術,近接場光学顕微鏡と超解像手法,
 ナノ光加工と物質操作, 近接場分析,分光法と装置,ナノフォトニック物質・
 構造と導波路・デバイスと設計,センサー, 太陽電池,生命科学・化学・
 固体物理学・物質科学・数理科学への応用等

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