日本顕微鏡学会 永年会員であられた故長舩哲齊先生におかれましては、長年、電子顕微鏡を用いた植物組織の
微細構造解析の研究に携われ、多くの成果を挙げられましたが、2014年3月15日にご逝去されました。
長舩先生のご遺志により本学会へ多額のご寄付を頂戴し、2018年度から長舩記念特別研究奨励金として若手研究者を
対象に奨励金の公募を始めました。
2020年度はその3年目(最終年度)として、あらたに以下の応募要項に従い公募を行います。
対象会員は奮ってご応募ください。
応募要項
応募規定
1.研究分野:顕微鏡科学ならびに関連する学術分野
2.応募資格:
原則として、日本顕微鏡学会会員である博士課程在学中の大学院生、および博士研究員(Postdoctoral Researcher)等の任期付若手研究員(特任助教を含む)(40歳未満:2020年4月1日現在)を対象とします。
応募の際、指導教員・主任研究者(PI)の承認を得るものとします。
3.2018年度及び2019年度に本奨励金を受賞したものは応募資格外とします。
4.応募期間:2020年3月30日(月)~ 2020年4月24日(金)5月18日(月)
書類提出は郵送のみ郵送またはメールとし、応募期間内必着とします。(5月18日消印有効とします)
5.研究期限:2021年3月末
6.採択件数と奨励金: 各年度5件。 1件当たり300,000円。
選考方法と選考基準
1.常務理事会にて書類審査のうえ候補者を選考し、その結果を理事会に諮り最終決定します。
2.顕微鏡科学ならびに関連する学術分野における研究領域で、萌芽的研究、基礎および応用研究において学術的意義が認められるものを基準として選考します。
選考結果の通知等
1.応募者全員に対して、選考結果を6月末を目途にメールにて通知します。
2.研究費は所属機関の指定口座に振り込みます。
奨励金の使途等
奨励金は、申請書記載の研究経費に基づき、研究目的達成のため使途するものとします。
奨励対象者の義務
1.研究報告と会計報告を別途定める様式によって報告して頂きます。
2.本奨励金による研究成果の発表(論文、講演)では、その旨を謝辞あるいはAcknowledgementで明記して下さい。英語名称は、“Prof. Osafune memorial scholarship by the Japanese Society of Microscopy”とします。
3.本学会主催の学術講演会、シンポジウム等での発表を推奨します。
研究機関へお願い
本研究費は本学会永年会員のご遺言に従い、若手研究者の奨励研究に活用頂く目的で寄附金を資金源とさせて頂いています。
つきましては、採択者が奨励金の全額を直接経費として研究費に使用できるようご配慮をお願いいたします。
書類の請求・提出先(問い合わせ先)
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場1-21-13廣池ビルディング402
公益社団法人日本顕微鏡学会 事務局
TEL:03-6457-5156 FAX:03-6457-5176 E-mail:jsm-post@microscopy.or.jp