〜「日本電子株式会社 AMED/BINDS事業 共催
シリーズ第2回 CRYO ARM講座」を開催します〜
日本電子製ハイエンドクライオ電子顕微鏡CRYO ARMを中心にクライオ電子顕微鏡の
原理から利用方法まで幅広い内容の講義をシリーズでお届けします。
第2回は、九州工業大学大学院の安永卓生先生に透過型電子顕微鏡の誕生からクライオ
電子顕微鏡の開発まで、その原理を中心にご講義いただきます。
ブラックボックス化するクライオ電子顕微鏡のインサイドを学習することができます。
日 時:10月24日 17:30~18:30
講 師:安永卓生 教授 (九州工業大学大学院)
開催形式:オンラインのみ
事前登録制:締切10月17日(月曜日17:45)
登録サイトはこちら
ポスターはこちら
【要旨】
透過型電子顕微鏡が誕生したのは1930 年代初めである。1980 年代以降クライオ
電子顕微鏡が誕生し、足がけ100 年かけてようやく生体分子構造解析のための
スタンダード手法なった。測定手法及び解析手法がが高度化しつつも,ユーザー
フレンドリで自動化している。しかし、相反するかのように,それらの内側は
ユーザーに対してブラックボックス化が進んでいる。
本講座では、透過型電子顕微鏡の原理やクライオ電子顕微鏡とは何か、なぜ試料を
凍結する必要があるのかなど、その原理の解説に焦点を当てて講義する。