Q.1 昨今、電子染色に用いる酢酸ウラニルの使用規制があると聞きますが、試薬及び染色に使用する水溶液の保管状態、廃棄法等に関して会員諸氏が通常どのようになさっているか教えてください。学会として管理に統一した方法があるのでしょうか?
非常に基本的な話で申し訳ありませんが、教えてください。SEM用前処理のイオンスパッタで、金属イオン(AuやPt)とカーボンスパッタ等がありますが、これらの使用用途を教えてください。また参考になるような書籍・URLなどありましたら、教えていただけませんか?
『走査型電子密度顕微鏡(法)』(Scanning Capacitance Microscopy, SCM)の測定原理を知りたく調べましたがなかなかデータがなく困っておりました。教えて頂けるのではないかと思いメールさせて頂きました。
Q1. 顕微鏡について「疑問」があり、インターネットでホームページをめぐっているうちに顕微鏡学会のページにたどり着きました。その疑問とは、「対物レンズは長いほど高倍率なのに、接眼レンズは長いほど低倍率なのはなぜか?」という疑問です。他のホームページを見ても、生物・物理の先生にうかがってもダメでした。顕微鏡学会に寄せられる他の質問をみると、大変高度で次元が違うようにも思えますが、一つお答えしてもらえないでしょうか。 Q2. 前回、光学顕微鏡について「対物レンズは長いほど高倍率なのに、接眼レンズは長いほど低倍率なのはなぜか?」という質問をした者です。前回の質問には早急かつ明快な回答をいただき本当にありがとうございました。対物レンズや接眼レンズの筒の中身は全部レンズ、の様なことを考えていますと、やはり、長いほど当然高倍率になる、の様に思っていました。対物レンズでは実像を、接眼レンズでは虚像をそれぞれ映していること、そして対物レンズでは、レンズが試料に近いほど大きく拡大でき、接眼レンズは、対物レンズの実像に近いほど大きく拡大できることがその秘密だったのですね。ところが、これがわかるとさらなる疑問が芽生えてきました。お答えくださった回答に「いつでも質問をお待ちしています。」とありましたので、それに甘えさせていただいて、もう一つ質問をよろしいでしょうか。それは「どうせ、対物レンズの倍率×接眼レンズの倍率=顕微鏡の倍率、となるのだから、レンズは2枚必要なく、対物、もしくは接眼の片方だけあればよいのではないか。」という疑問です。回答にも「顕微鏡の対物レンズや,接眼レンズは,中央の水色のレンズのように通常2枚以上を組み合わせてあります。しかし,それらは結局1枚のレンズで置き換えることができるので,右側の赤いレンズのように描くことができます。」とありますので、どうせなら対物と接眼を一枚のレンズにもできそうな気がします。そうすれば、前回のような疑問を抱く必要もない(?)と思いますし、ほかにも、どうせ2枚を重ねるのであれば、実像と実像、虚像と虚像という組み合わせにすれば、視野が反転しないため、観察もしやすいと思いました。
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