第52回シンポジウム

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公益社団法人日本顕微鏡学会第52回シンポジウム
総合テーマ:顕微鏡学の最先端科学への貢献
会期:平成20年10月17日(金)・18日(土)
会場:千葉大学西千葉キャンパス けやき会館

平成20年7月18(金)・19日(土)
お問い合わせ・申込み usukuraj@esi.nagoya-u.ac.jp

平成20年10月17日(金) けやき会館1F大ホール  
開会の辞  実行委員長 年森 清隆(千葉大学) 13:25-13:30
I. 共通セッション:顕微鏡の最先端科学への貢献
座長 年森 清隆(千葉大学)、板東 義雄(物質・材料研究機構)
13:30-15:30
1. 光学顕微鏡によるシナプス動態の解析
  岡部 繁男(東京大学大学院医学系研究科)
2. 高解像度クライオ電子顕微鏡による微小管モーターの分子機構の解明
  吉川 雅英(京都大学大学院理学研究科)
3. HR-TEMによる有機分子・生態分子の動的観察
  末永 和知(産業技術総合研究所ナノカーボン研究センター)
4. 走査型プローブ顕微鏡技術によるナノスケールの物性計測と操作
  富取 正彦(北陸先端科学技術大学院大学マテリアル研究科)
 
II. 日本顕微鏡学会賞(瀬藤賞)受賞講演
座長 依藤 宏(群馬大学)、中村 吉男(東京工業大学)
15:45-17:45
1. 顕微鏡基礎部門:電子線のcoherencyに関する基礎研究
  大島 忠平(早稲田大学理工学術院)
2. 顕微鏡基礎部門:電子顕微鏡像三次元画像解析に関する
  特に生物試料観察技法に関する研究
  馬場 則男(工学院大学情報学部)
3. 応用研究(生物)部門:細胞内蛋白分解酵素系による神経細胞死制御機構の研究
  内山 安男(順天堂大学大学院医学研究科)
4. 応用研究(非生物)部門:電子エネルギー損失分光法の
  高性能化と材料科学への応用
  木本 浩司(物質・材料研究機構ナノ計測センター)
 
懇親会:けやき会館1F レストラン コルザ 18:00-20:00
平成20年10月18日(土) 材料系セッション: けやき会館1F大ホール  
III. 新顕微鏡開発の最前線
座長 津田 健治(東北大学)、市野瀬 英喜(理化学研究所)
9:00-11:00
1. 線形加速器を陽電子源とした陽電子顕微鏡の進展
  藤浪 眞紀(千葉大学大学院工学研究科)
2. 電子線干渉計測法を用いたスピントロニクス研究
  戸川 欣彦(理化学研究所フロンティア研究システム)
3. 50pm分解能・球面収差補正電子顕微鏡(R005)による単原子観察
  谷城 康眞(東京工業大学大学院総合理工学研究科)
4. 極低加速走査電子顕微鏡法
  -加速電圧と検出器選択によるSEM像コントラストの多様性-
  佐藤 馨、名越 正泰 (JFEスチール スチール研究所)
 
IV. 高分解能・高精度顕微計測への試み
座長 阿部 英司(東京大学)、近藤 行人(日本電子株式会社)
11:10-14:10
1. 収差補正TEMを用いた制限視野回折顕微法による高分解能イメージング
  山崎 順(名古屋大学エコトピア科学研究所)
2. 共焦点STEMの現状と可能性
  竹口 雅樹(物質・材料研究機構ナノ計測センター)
3. 暗視野像および低次反射収束電子回折図形による新しい歪み分布解析
  津田 健治(東北大学多元物質科学研究所)
4. 動的ホローコーン照明による無収差結像
  高井 義造 (大阪大学大学院工学研究科)
 
V. ナノラボラトリー:顕微鏡内その場物性測定
座長 末永 和知(産業技術総合研究所)、矢口 紀恵((株)日立ハイテクノロジーズ)
14:20-16:20
1. In-situ TEM electrical and mechanical property measurements of inorganic nanotubes,
  nanowires, nanobelts and nanocones
  Dmitri GOLBERG(物質・材料研究機構ナノスケール物質センター)
2. 微小探針とホログラフィーを利用したマルチフェロイック化合物のドメイン構造解析
  村上 恭和(東北大学多元物質科学研究所)
3. 電子線ホログラフィーによる半導ポテンシャルプロファイル
  平山 司(ファインセラミックセンターナノ構造研究所)
4. 金属電極ファセット・エッジ局所電子状態の顕微観察
  大島 義文(東京工業大学大学院総合理工学研究科)
 
平成20年10月18日(土)
生物系セッション:けやき会館3F レセプションホール
 
III. 細胞膜動態の顕微構造解析
座長  臼倉 治郎(名古屋大学)、鈴木 季直(神奈川大学)
9:00-11:30
1. インスリン分泌現象の2光子励起解析
  高橋 倫子(東京大学大学院医学系研究科)
2. 高分解能ライブイメージングによる膜交通の解明に向けて
  中野 明彦(理化学研究所基幹研究所)
3. メンブレンダイナミクスにおける細胞骨格制御
  竹居 孝二(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科)
4. 細胞膜上のラフトを介したシグナル伝達機構:1分子追跡による研究
  鈴木 健一(京都大学物質-細胞統合システム拠点)
5. カベオラ・膜骨格の相互作用解析:フリーズエッチ電子線トモグラフィー
  諸根 信弘(国立精神・神経センター神経研究所)
 
IV. 新しい顕微鏡技法で微生物を観る
座長 西山 彌生(帝京大学)、山田 作夫(川崎医科大学・川崎医療福祉大学)
11:40-12:40
1. 位相差電子顕微鏡でウイルスを観る
  山口 正視(千葉大学真菌医学研究センター)
2. 氷包埋で細菌を観る
  臼田 信光、厚沢 季美江(藤田保健衛生大学医学部)
  永山 國昭(自然科学研究機構岡崎統合バイオサイエンスセンター)
3. 位相差電子顕微鏡によるシアノバクテリア細胞内DNAの観察
  金子 康子(埼玉大学教育学部)
 
V. 生細胞イメージングの最先端
座長 出澤 真理(東北大学)、岡部 繁男(東京大学)
13:40-16:10
1. 可視化と運命追跡によるマウス精子形成幹細胞システムの解析
  吉田 松生(京都大学大学院医学研究科)
2. 神経細胞の多様性獲得のための分子戦略
  星野 幹雄(国立精神・神経センター神経研究所)
3. レーザーキャプチャーマイクロダイセクションを
  用いたヒト毛嚢バルジ細胞の分子署名の解明と細胞表面マーカーの同定
  大山 学(慶応義塾大学医学部)
4. 分裂面決定シグナルのライブイメージング
  上条 桂樹(東北大学大学院医学系研究科)
5. 哺乳動物精子の卵子内進入メカニズムのイメージング
  年森 清隆(千葉大学大学院医学研究院)
 
お問い合わせ先:日本顕微鏡学会第52回シンポジウム事務局
〒260-8670 千葉市中央区亥鼻1-8-1
千葉大学大学院医学研究院形態形成学G1内
TEL:043-226-2020,  FAX:043-226-2021
事前登録締切日:平成20年9月30日(火)
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